らりるれろ日記

或る感覚、summer endのVoタチバナロンが書くブログ

ファッションレコード周遊記〜西東京の新宿編〜1

今日は久々の休日だったのでデッカい円盤を買って

それを聴きながらタバコを飲み、酒を喰らうことにした

ローファイ音質に拘る理由は
「とりあえずそれっぽいから」という音楽家の名に恥じたものから
「雰囲気を楽しみたいから」
に1レベルほどアップした
音楽家としては依然として失格である

拝島に引っ越して身近に行きつけのレコード屋を失った俺は

西東京の新宿という異名を持つ
立川に上陸した

良いレコード屋の見分け方は店員の感じがすこぶる悪いかどうかで決まる

入店した際に
「いらっしゃいませ」なんて声を投げかけられたらすぐに退出するべきだ

レコード屋は入店して目をこちらに向けつつ
無視するくらいでちょうど良いのだ

そんなことをモノサシに
円盤を入れるためだけに買ったキャンプ用のリュックサックを携え
西東京の新宿をヤクザ風に「オラオラ」と闊歩していく

続く

良質な音楽の全てはダンスミュージック

昨日で2.4.6月の連続企画が終わった

どの日も最高のイベントになったんじゃないかと思う

出演者達のライブはもちろん最高だったし
昨日に至っては或る感覚のライブを見て逃げ帰るか踊るか以外のことをしていた人がほとんど居なかったのは最もライブハウスに期待出来る瞬間だったと思う

なんていうかずっと言い続けてきた
踊るではなく
躍る
ということが見えてきた気がする

ダンスは脳ミソではなく心にそしてカラダに訴えかけるものだと思う

発想の転換以降
ビートへのこだわりがより強くなり

アフロビート的なアプローチやパーカッションを使うビートを取り入れている中で
新メンバーも参加し
カラダが自然に動く音をより研究するようになった

その結果

HAPPY ROBOTを再びやろうと思えた
フィジカル、メンタル含め
自分達で人間味に納得を付けられた
昨日はやれてよかった

バイタルリスペクトは早く作り過ぎた名盤だな、と今は思っている
何も勉強しなくても魂だけで書き続けることが出来る曲達だと思う

だけどもっと研究していたいと思う
ビートに
ダンスフロアに

まだまだ期待しているから

次のアルバムのアプローチは
自分達史上もっともハートとフィジカルに訴えかけるダンスアルバムになる

俺が言うダンスというのは
良質な音楽は全てダンスミュージック
と思ってのダンス

俺らは常に躍らせ続けますよ

前の方が良かったなんて言わせない

愚者の行進

5月某日
終電を逃し下北沢から横田基地周辺まで徒歩で歩くという『真更町の聡君』顔負けのフットワークを発揮していた俺は

歩き疲れた道から発せられる焦げ付いた味を感じ


既に感覚はない 造花のような脚で進んで行く

意味のない
黄昏を抱きしめて歩いていくのが気持ちいい

グダグダ言っているが
ただの終電を逃した「散歩」だ


下北から横田基地はfarなので
半日ほど歩いただろうか
出発する段階では見えなかった日も煌煌と照りつける時間帯になってしまった

鳴り響く横田基地からdepartureされていく機体の罵声と暴力の様をぼんやり見ている

ツムジ風を切り裂いていくその音だけ聞いていると

その音程のない爆音よりも下衆な音楽により「錯乱した鼓膜」なんてものは
今すぐに捨ててしまえという気持ちになってくる

その黒い気持ちも

横田基地まで来たが終電を逃すきっかけをご丁寧に下すった
通称「下北沢第三の地獄」
こと(第一、第二はここでは言及しないでおく)
下北沢ERA BARに財布を忘れたことを既に「忘れていた」ことにより増幅しているだけだろう

およそ2時間ほど歩いた段階で気付いた為に始発が動き出しても歩き続ける他なかった
故に忘れることにしたのに

恐らく現存する「行動」というカテゴリーの中で
俺は最大の愚行を犯していただろう

「世界一の愚者」の看板を提げて歩いていくと

途中ライブバーなるモノを見つける

マーシャルスタックアンプ100Wの階段を上り
(俺にはそう見える)
入り口を見ると
異邦の野郎共が中で楽しそうにロックミュージックを味わっていた

自分も話に混ざりたかったがいかんせんマニーがない

大人しく帰宅をすることにした

おそらくロックの天国の階段とやらはあんな感じだろうと思った

今日は終電を逃し下北沢から自宅まで歩いた話を書きました
残念ながら以上です
これ以上膨らみませんでした

あだばじゃ

tabacono

俺はとうとう禁煙するという難儀かつ不毛極まりない行動を放棄することに成功したのである

禁煙することに失敗したのではない

禁煙することを自主的に確固たる決意の元やめたのである

そもそも俺はタバコが大好きなのである

好きなことをわかりながら辞めるなど人生において不毛を極めすぎている行為である

何故今まで気付かなかったのか

炭水化物を食べない人生とやりたいことをやらない人生など生ゴミ以下なんだということに

人間はゴミはゴミでも燃えるゴミ、って誰かが言ってたしな











俺は何かと通ぶるのがいたく気に入っているので
タバコを吸う、とは言わず
飲む、と言いたがるのである

「いたく」気に入っている様が「痛く」見えるのはご愛嬌である

歌手はいつだって中2病 yeahだから
おまえ達は俺を許さなければならない







タバコはうまい
飯のあとに飲むと良い とても良い
そんなことはほとんどみんなが知っている
何も知らないのは精査中の舛添さんぐらいのもんだ

休日であればすかさず俺は食後のうまいタバコを味わうためだけに
最高のランチに邂逅する必要があるのだっだ

そんなある日の休日
我がホームかつ東京のチベットこと
「HAIJIMA」にてぶらりグルメ周遊記feat.孤独のグルメを始めると
チベットもそれなりに駅前は飯屋で賑わっているので
それなりに高揚感はあり
俺は既にHAIJIMAの「ゴロウ」さながらであった

一体どこのどいつが俺の胃袋を満たしてくれようか、とレストラントの品定めをしている最中も

脳内では「井の頭♪」という人を小馬鹿にしたとしか思えないBGMの再生は欠かさないのだ

そう毎日はドラマなのである
もっとクサく生きるべきなのだ

理由はまだないが確かだ






粋なランチタイムを過ごす場合にはチェーン店はダメ、という根拠のない全世界的な決定事項がある為に

個人経営の小料理屋を探すことにした

店内がほどよく汚く
味に当たり外れがあるが当たりメニューはホームラン、ハズレメニューでも外野フライ程度のモノを食わせるコックが望ましい
1時間に1人程度の来客の為に多少緩めに構えていて、かつ

ゴルゴ13が置いてなくてはならない

そして店内はもちろん喫煙可でなくてはならい

そう目的は黄昏れなのだから
雰囲気が大事なのである


俺は小汚い店でゴルゴ13を読みながらブツの到着を待つサマを「いまじねーしょん」した

この時に口にしているべきブツは何であるべきなのか

頭の中で今までの楽しいランチの記憶を反芻した結果

チャーハンなるものをかっ食らわせる店にしようと決めた







しかし駅前には個人経営の汚いチャーハンなるものを食らわせる店はなかった

この時点の俺はHAIJIMAで最も狼狽していた人間に違いない

そんな発狂を隠しながらも駅前から路地裏に入っていくと

若干小汚さを感じる中華飯店が眼前に飛び込んだ

その名を
「芳楽」というらしい

中をチラ見すると灰皿があり
来客は1人のみ

漫画棚も確認出来た

中華飯店なのにもかかわらず
オススメメニューがカツ丼とオムライスという点にいささか不信感は捨て切れなかったが
意を決して入店することにした

すると仕事を明らかにサボっていたであろう店主が慌てて愛想笑いを見せてきたのだった
ここまでは問題ない

俺はメニューすらちゃんと見ていないが
中華飯店でチャーハンがない店などなかろう、と
座る前に迷わず「チャーハンコール」をした

初見の店でもハッタリの通ぶりを忘れないのが俺だ
「ういー」と中ぐらいのやる気を感じさせる声を出し店主は厨房へ帰っていった
良いチャーハンを頼むぞ、とその勇姿を見届け

そのまま着席せずに漫画棚を見る
しかし必須ピースである
ゴルゴはなかった
テニプリしかなかったのだ

いささか残念だが
氷帝戦の手塚vs跡部を見ながらチャーハンが仕上がるのを待つことにした

10分ほどすると
また店主の「ういー」という中ぐらいのやる気を纏ったまま
そいつは運ばれてきた

並にしてはなかなかの盛りだ

味は

中の上だ

ライト前ヒットクラスだから
悪くはなかった

そこからは
とにかくガッついて

ものの5分で完食してしまった

そして至福の一服しようとした時に

俺は最大の過ちに気付く



自宅にタバコを忘れたことに気づいたのだった



再びHAIJIMAで最も狼狽している人間に戻ってしまった俺に

店主が
「これ気持ちだから」と




20円をくれた



さらに狼狽を深めながらもその20円を受け取り

帰宅し余韻を精一杯噛み締めベランダで一服した




今度はカツ丼を食いに行こうと思う

ナードであること

ここでは言いたいことを
出来る限り加工せずに言いたいと思っている
Twitterにリンクを貼ったところで本当に興味のある人間しかブログに来ないだろうからね

おまえ達はたった一つのURLリンクで眼前にベルリンの壁が立ちはだかったのように情報の受信を面倒くさがるからね


アルカラを見習おうぜ
未だにHPだけで情報を発信してるから

まぁ戯言はよして本題に行こう



今日は過激なことを沢山言います


ロックというものは否定と肯定の文化であるとつくづく思う

最近SNSなどで剥き出しの敏感肌になられた「お」リスナー達は否定という文化を頑なに愛せないでいるようだけれどね

ロックは思想を音に乗せた
テロリズムだと思っている
ソリの合わないやつなどと馴れ合う必要はないし
ちゃんと殴ったり蹴ったり
たまには殺し合ったほうが良い

そして死んで蘇ってお互いがもっと深い所に潜っていくべきだ
そこで愛しあえたバンドやリスナーと共同戦線を張る
それが俺が本来望んだシーンってやつだ

その切磋琢磨で生まれた音楽はみなさんにとってもさぞかし最高だ
それを肴に朝まで踊るような君たちを見たいよ俺は

それに賛同する人間がファンというなら俺は全肯定するしかないわけよ

一瞬の楽しいエンターテイメントにする気はないんだ

本当のナードな人間にこそ訴えたい

いまのご時世大多数の人間にはいらないんだよ音楽なんて

それでも音楽が欲しい奴にこそ俺の脳みその全てをあげたい

飯食う気力もないような状態にまで堕ちた時に
最低限の力でラジカセに手を伸ばしてしまうような
そんな音楽が俺のロックでありたい

その時に思わず手に取ってしまう人間だけでいいよ
最後まで俺の後ろに付いてくるのは

今はよくわからないけどついてきてくれてる奴も惚れさせて離さないだけだよ

本当に欲しい人しか死ぬまで音楽を聞かないと思うから
もっと期待しろ俺らにそして全ての音楽家に

そしたら名曲で音楽家はお返しする

多分あんたの人生の景色を変えることぐらいは出来る

と、同時にファンのみんなの為に
媚びて音楽を作ってるわけでもない
俺らを正解だと思ってくれてるファンの為に売れたいとは思ってるけど
ファンが気に入りそうなことをわざわざ狙ってやることはもちろんない



好きな音楽
それを共感してくれるやつなんだ


わかるやつだけついてこい、なんて絶対に間違ってるってね よく言うけども

わからないやつにも音楽で伝える努力はする
でもその手段が音楽を使ったサーカスになってしまうくらいなら
やっぱわかるやつだけでいいよ俺は

その数が0だと思うほどこの世に絶望してもないから



いまうちのバンドは本当に宣言通り第2期に入っている
HEADPHONE PUNKから明らかに実験を始めてる
俺らなりに一度死んで蘇ってる途中なのさ
期待した奴らに名曲でお返しするためにね

丸くなったなんて言われて良いのは
勉強をやめた時だけだよね

期待していいよもっともっと

ナードからのアツい駄文でした
ばいちゃ

旅団「サーカス」の行方

或る感覚という邦楽グループは
2月から一ヶ月置きにシングルをリリースしています

タイトルを「HEADPHONE PUNK」として
背番号が現在1.2.とまでふられているシリーズモノなのですが

最新作にして最終作「3」が6月にリリースされまっせってことで今日はこのCDに懸けるマインドを綴ります

そもそもHEADPHONE PUNKというのはなんぞや?という方へごちゃごちゃ説明申し上げますと


俺らミュージシャンは「ものつくり」が仕事で
そしてその成果を生でお披露目するのがライブだと考えています

最近はライブエンターテイメント性にスポットライトを当て過ぎてその光によりステージ上で焼け焦げているグループが大変流行っています
その香ばしさには俺自身熱狂する瞬間はあります
否定はしない

でも俺たちはミュージシャンでありクリエイター、作家なんですね
あくまでも!

俺達はエンターテイナーの作る音楽はやりたくない
ミュージシャンの作る音楽をやりたい

それで一から「作る」ことに没頭したのがこの3作品です



「クリエイターの原点は自室より」


こんなテーマを掲げました
部屋で浮かんだデモをつべこべ考える暇もなくそのままの「鮮度」で届けるような、そんな出来立てのモノを届けたかった


だからレコーディングからマスタリング、はたまたパッケージまでメンバーの部屋でやりました
本当に作ったな、って感じがしたよ
しんどかったよ…


1からやってみて思いましたが
ミュージシャン達がリリースした新曲はあなた方のお耳に届くまでの過程で
色んなプロフェッショナルの手が加わり最高なものになっていくんです


ミュージシャンは1人で音楽を作れてないんですね


エンジニアしかりテックしかり改めてプロは凄いと思いました
でも本当に拘るならそこまで自分でやりたいもんね〜

やり終えて納得してリリースしたけど
既にまだまだやれることあったわって思います
でも鮮度は誰にも負けないCDですね

この鮮度は俺たちの思想であり今回のパンクなんです
だからパンクがヘッドホンから聴こえてくるって意味合いを込めて
「HEADPHONE PUNK」としました

そんでダラダラと語りましたが
今日の本題はここから

1.2とリリースしまして3をリリースするにあたり
実は収録曲を変更しました

聴いてくれた方にはわかるように毎回ボーナストラックで次回予告的なトラックを収録してたんです

2のボーナストラックの曲は
「サーカス」
という曲だった
けど結局3には
「ディスコワルツに花束を」という曲を収録しました

これはアレンジしていく中で「ディスコワルツに花束を」という曲にコンセプト最大の「鮮度」を詰め込めたからなんです

今これをリリースしないとダメだって思い
みんなにワガママを言って独断で収録曲を変えました
ごめんなさい
でもみんな納得してくれましたよ
これがベストだ、って

だからリリースを楽しみにしてて欲しいのよね

サーカスに関しても今後必ず世に出しますので楽しみに待っていて下さいね

最後に
HEADPHONE PUNK1.2.3とても愛おしい作品です
この三つ子をどうかあなた方の耳で目で頭で愛して成長させてあげてください
よろしくね

長文になりましたが
見てくれてありがとうございました
以上!

未来都市に生きている

ブログを始めました
Twitterは炎上しても金にならないのでブログにしました

嘘です


生きていて「感受性ガ応答シタ」時に
たまに更新していきます




場末の歓楽街でタバコを飲みながら歩いている時に
嫌でも目に割り込んでくる奴ら

蔑称(べつしょう)
生きながらえている大人たち(要するにホームレス)も
タバコだけはやめない

彼らが過去に生きているのか
今に生きているのか
未来に生きているのか
俺にはわからん
でもタバコだけはやめない
銘柄もわかばやエコーではなく
メビウス」だった
そういった意味では近未来的ではあるかもしれないね

は?






名ばかりの「ミュージシャン(笑)」という看板は
(笑)という文字が付きまとってもやたら重く
看板を背負う筋力を付けるまでの弱音すら小声で呟いてしまうような
そんな「ワタクシ」ですが

生きていくだけで精一杯だけど音楽で生きてます
ありがたい話です




中学の時の彼女が結婚したり
友達がガキこさえたり
家建てたり
高い車に乗ったりしていて

かたや俺は使える金はほとんど音楽に投資していて

俺は未来に生きているとすら思える

そんな人生の先輩共にお前の現在をご享受していただこうと
たまには飲みに誘えよって言うと
「忙しいでしょ?」ってみんな即席ラーメンばりの言い訳を用意してくるのだった

サラリーマンのお前のほうが余程忙しいということに気付かなければならない


バンドのツアーの為に
ステップワゴンは買ったけど
俺がレクサスとか乗り出したら我が未来都市は終末に近いね

終わっても終わらなくても音楽はやめないでしょう
幸いホームレスのミュージシャンも俺は知っているし
何処の時代に生きていても歌えるもんだよ多分

死ぬまで歌うつもりだからね
付いてくる人は墓場まで

でもいつか必ず「ミュージシャン(笑)」から「ミュージシャン」へ
この気持ちを捨てることはないね
行こうぜ現在





初日だしこんな感じです




早く炎上して欲しいわ〜